やわらかな頑丈さは24の骨
やわらかな頑丈さは24の骨
24本の骨を持った傘をいただいた。
まるい形のちょっと番傘っぽい。
傘なんて今じゃ、ほとんど
使い捨てみたいな感じになっている。
ちょっともったいない。
ビニール傘って確かに軽いし、
どこでも売ってるわけだしなんとなく、
ぞんざいに扱ってしまう。
そもそも、素敵な傘に
出会えることがほとんどなくなってしまったから、
ビニール傘でしのいでるだけかもしれないけれど。
傘の形って昔からあまり変わることがないわけで、
その絵柄で選ぶようなものだったけれど。
なんとなくよい傘をもっていると
ちょっとワクワクしてきませんか。
そして、そういう傘を持っている人を
みるとちょっと楽しそうな気がするわけです。
もっといろんな傘があるといいけれど。
今のところ、僕はこの傘がお気に入りです。
あなたのより骨が多い
骨が普通の傘より多いということは、
丈夫、頑丈だということだろう。
風が強い日なんか特に傘のもろさがわかるわけで、
すぐに使い物にならなくなってしまう。
そこら中に傘の死骸があふれている。
風が強い日は外にでない方がいいかもしれないけれど…。
大きくまるいフォルムで雨風をしのいでくれる。
持っててちょっとかわいい感じがしてきて、
いくぶんか出かけるのが楽しくなるかもしれない。