まるい理由
食パン
食パンといえば、生まれてから今まで
四角いものだと思っていた。
なぜ、四角い形なのかとも全く考えもせず、
ただただ食卓にあがるトーストを
食べていたように思う。
パンは、あの鉄砲の伝来と同じときだそうだ。
普及するまでにはかなり時間がかかったようだが、
今では様々なパンを食べることができる国になった。
まるい食パンラスク
はじめてこのラスクを知ったのは、
去年、松屋銀座で行われた
「デザイン物産展ニッポン」でした。
会場内でのカフェでメニューに
載っていたのだけれど、
既に品切れで食べることができなくて、
すごい残念な思いをした。
その後はじめて食べたのが、
今年の「NIPPON VISION GIFT」。
滋賀県のギフトとして紹介されており、
会場で販売してたので思わず買ってしまった。
お土産としても買って持参して、
おいしいと喜ばれたりもした。
まるい形というのは
とてもおもしろいもので、
その雰囲気からして四角いものとは違う。
なぜまるいのか。
それは丸い型を使って焼いているから。
日本に普及し始めたころには、
火の通りがよい丸い型が使われていたそうです。
その丸い型を使って焼かれたパンなのです。
「つるやパン」では、
50年以上たった今でもその丸い型を使って
パンを焼いている。
型はまだまだ現役なようだ。
5つの美味しさ+α
ひと箱に7つの味で、24枚詰まっている。
続けざまに食べたくなる味で、
あっという間に箱が空っぽになってしまった。
僕は、プレーンが好きです。
- プレーンシュガー
- きなこ
- よもぎ
- シナモンシュガー
- ガーリック
- 黒ゴマ
- ブルーベリー
差し入れたいまるさ
まるいというだけで、なんとなく和らぐ。
パッケージは四角いけれど、
中に詰まっているのはまるい食パン。
日本パッケージデザイン大賞2007で
部門賞をとっているパッケージ。
これを持って遠方の友達のうちへお邪魔したい。
パンはそんなにもたないからこそ、
ラスクにすること日持ちして遠いところまで届けられる。
僕もそんな「つるやパン」と同じく、
このまるい食パンを人に届けたいと思う。
友達にはぜひ差し入れたい。
一緒にこのまるさを頬張りたいものです。
みんなで食べるとすぐなくなるけれど、
とてもまるい雰囲気になると思う。
ラスクのこぼしたくずにも、
僕は怒らないと思います。
それぐらい掃除してしまう、
まるさってそういうものかもしれません。