「隠す」ということ
「隠す」ということ
ひとりで暮らしている。
部屋へ誰かを招く、訪れるときがある。
そんなときは、部屋を片付ける。
部屋を綺麗に整える。
ワンルームで暮らしていると、
不意にやってくる人への対応もあるわけだ。
家族や友達、恋人から、
宅配便の配達の人や新聞の勧誘などなど。
とにかく、ひとりで暮らしているといっても、
誰かしらと関わることなく暮らすことができない。
僕の部屋という空間を共有する、
ということがあるのだ。
部屋の所有者は自分だ。
自分だけの空間だ。
そこには、いろいろなモノが
いろいろなところに雑多に配置されていく。
それが日常だ。
人が訪れるとき、非日常へとなる。
とっさのときに、その日常のモノたちは
あるべき場所へ配置されなおされる。
または、どこかへしまわれる。
クローゼット、他の部屋、
ベッドの下、様々な場所へモノを隠す。
部屋は自身を映す鏡だ。
なるべくなら、人にはよく見せたいと思うわけです。
そして、せっかく来てくれた人に、
快適に、心地よく過ごしてもらいたいし、
また訪れて欲しいと思うのです。
僕がつくった空間、
部屋を好きになって欲しいのです。
そして、一緒に過ごしたいと思うのです。
TUBELOR チューブラ
もはやゴミ箱の定番となったような気がする、
このチューブラーというゴミ箱。
どんなに美しく、素敵なゴミ箱であったとしても、
ゴミを入れるという面からビニール袋を取り付ける。
それをした時点ですでに素敵さが欠けてしまっていた、
これまでは。
ゴミ箱のふちからはみ出たビニール袋を隠す、
ただそれだけなのだが、それだけで少しホッとする。
昔は、あえてビニール袋を取り付けなかったり、
どうにか頑張ってビニール袋をゴミ箱内に
収めるようにしていたけれど、
それはそれで使う側にちょっとした負担が
かかっていたような気がする。
それすらも全て解決してくれた。
みんなこれを欲しがっていたのではないだろうか。
今では、チューブラーに加えて、
ひとまわり大きいチューブラーオム、
四角い形のチューブラーブリック、
そして小さなミニチューブラーと揃っている。
さらにカラーも豊富になっている。
ゴミを捨てる、という日常の行為だけに
それを快適にしてくれるゴミ箱は、
いくつかお部屋に加えてもいいのではないだろうか。